【2〜5人向け】ボードゲーム『コロレット』ルール&レビュー!「引くか、取るか」究極のジレンマカードゲーム
この記事では、ボードゲーム「コロレット(Coloretto)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「コロレット」とは?
「コロレット」は、名匠ミヒャエル・シャハトによってデザインされ、2003年に発売されたカードゲームの大定番です。
「アラカルト・カードゲーム賞」を受賞し、ドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされた名作で、後にこのシステムのままボードゲーム化した『ズーロレット』は2007年の年間大賞を受賞しています。
ルールは「山札からカードを引いて場に出す」か「場に出ているカードの列を丸ごともらう」のどちらかを選ぶだけ。しかし、「同じ色のカードを集めれば集めるほど高得点になるが、プラス点にできるのは3色まで(4色目以降はすべてマイナス点)」という絶妙な得点システムにより、ボードゲーム界屈指の「ジレンマ(あっちを立てればこっちが立たずの葛藤)」を味わうことができます。
| 値段 | 約1,500円(※流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜5人(※3〜5人が絡みが多くて一番面白いです!) |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 難易度 | かんたん(※やることは2択だけ!でもめちゃくちゃ悩みます) |
| タイプ | セットコレクション・チキンレース・ジレンマ |
| 雰囲気 | ワイワイ / 悩ましい / 押し付け合い / 悲鳴 |
| サイズ | 小箱 |
どこで買える?
「コロレット」は、カードゲームの古典的名作として、ボードゲーム専門店を中心に長年愛され続けています。
| ホビーショップ | メビウスゲームズ、駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※一部店舗のみ) |
| バラエティショップ | ドン・キホーテ、ハンズなど(※一部店舗のみ) |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
「コロレット」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

テーブルの中央には、プレイ人数と同じ枚数の「列カード」を並べます。(※3人プレイなら3列になります)。
目的:ゲーム終了時に、最も多くの「勝利点」を獲得したプレイヤーの勝ち!
同じ色のカードをたくさん集めるほど、点数が跳ね上がります(1枚1点、2枚3点、3枚6点……6枚で最大21点)。ただし、プラス点として計算できるのは「自分が集めたカードのうち、枚数が多い上位3色まで」です。4色目以降のカードは、すべて「マイナス点」として計算されてしまいます!
自分の番でやること
手番が来たら、以下の2つのアクションから「必ずどちらか1つ」を選んで実行します。
- 山札からカードを引いて、いずれかの「列」に置く!
- 【超重要】カードが置かれた「列」を丸ごと引き取る!
- ジレンマを生む「ジョーカー」と「+2点カード」!
- ラウンドの終了と次のラウンド
山札の一番上のカードをめくって公開します。そして、場にある「列カード」のどれか1つの横に並べて置きます。
ただし、1つの列には「最大3枚まで」しかカードを置くことができません。すでに3枚置かれている列には、新しいカードは置けません。
カードを引く代わりに、カードが1枚以上置かれている「列」を1つ選び、そこにあるカードをすべて自分の手元に引き取ります。
列を引き取ったプレイヤーは、「このラウンド(全員が列を引き取るまで)はお休み」となり、次のラウンドまで何もできなくなります。
カードの中には、カメレオンの色のほかに、好きな色として使える「ジョーカー」と、無条件で2点もらえる「+2点カード」が混ざっています。これが出ると場の価値が一気に上がり、取り合いになります。
全員が1つずつ列を引き取ったらラウンド終了です。引き取ったカードを色ごとに分けて手元に並べ、新しいラウンドを始めます。これを山札が尽きる直前まで繰り返します。
※「毒まんじゅう」を食わせるチキンレース!
例えば、あなたが「赤・青・黄」の3色を集めていたとします。
場には「赤が2枚」置かれた美味しそうな列があります。あなたは手番でそれを引き取ることもできますが、「まだ1枚しか置いてない列もあるし、もっと美味しいカードが出るかも…」と欲張って、別の列にカードを置きました。
すると次の手番で、対戦相手がその美味しそうな列に「緑(あなたにとってマイナスになる色)」のカードをポンッと置いたのです!
「うわあああ!赤は欲しいけど、一緒に緑が付いてきちゃう最悪の列(毒まんじゅう)にされた!!」
このように、「欲しいカードだけの時にさっさと降りる(引き取る)か」「もっと欲張って引くか」というチキンレースと、「相手が欲しがっている列に、相手にとってのマイナスカードを混ぜて嫌がらせをする」という駆け引きが最高に面白いゲームです。
「コロレット」の評価・レビュー
総合点数
「コロレット」
「引く」か「取る」かの2択だけなのに、悲鳴が上がるほど強烈なジレンマ!
相手の集めている色を見て、マイナスになる色を混ぜ込むバチバチの駆け引き!
ルール説明が3分で終わり、誰でもすぐに熱狂できるカードゲームの大傑作!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
ボードゲームのレビューで頻繁に使われる「ジレンマ(あちらを立てればこちらが立たず)」という言葉の真髄を、これほどまでにシンプルかつ美しく表現したゲームは他にありません。
「3色まではプラス、4色目からはマイナス」というたった一つのルールが、ただのカード引きゲームを高度な心理戦へと昇華させています。相手の欲しいカードの列に、相手の不要な色を置く時の「ニヤリ」とする感覚と、逆に自分がそれをやられた時の「やられたー!」という絶望感は、まさにパーティーゲームと戦略ゲームの良いとこ取りです。
プレイ時間が30分と短く、箱もコンパクトで持ち運びやすいため、「ちょっと時間が空いたからコロレットやろう!」と、どんなメンバーが集まってもスッと出せる抜群の安定感を持っています。ボードゲーム初心者から上級者まで、一家に一つ必ず置いておくべきマスターピースです。
「コロレット」はこんな人におすすめ!
- 「もう1枚引けばもっと良くなるかも…」と欲張って自滅するような、チキンレースが好きな人
- 相手の嫌がるカードを押し付け合って、「ギャー!」と悲鳴を上げて笑い合いたい人
- ルールが簡単で、準備も片付けも一瞬で終わる、何度も繰り返し遊べるカードゲームを探している人
「+2点カード」や「ジョーカー」が出た時は、誰もがその列を欲しがります。しかし、そこに自分のマイナスになる色が1枚でも置かれたらどうするか?マイナス覚悟で取りに行くか、泣く泣く諦めるか。その一瞬の判断が勝敗を大きく左右します。
カラフルなカメレオンたちに翻弄されながら、「引くか、取るか」の究極の決断を楽しんでください!



