【1〜4人向け】ボードゲーム『グレート・ウエスタン・トレイル』ルール&レビュー!牛を連れてアメリカ横断
この記事では、ボードゲーム「グレート・ウエスタン・トレイル」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「グレート・ウエスタン・トレイル」とは?
「グレート・ウエスタン・トレイル(Great Western Trail / 通称:GWT)」は、天才デザイナーのアレクサンダー・プフィスターが2016年に発表した重量級ボードゲームです。「自分のコマを進めてアクションを行う(すごろく)」と「手札の牛カードを強化していく(デッキ構築)」という2つのシステムを見事に絡み合わせたゲーム性が高く評価され、数々のボードゲーム賞を受賞しました。
2021年には、コンポーネントを一新し、1人用のソロプレイモードを追加した「第2版」が発売され、現在はこちらが主流となっています。
| 値段 | 約8,800円(※第2版・流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 1〜4人(※第2版はソロプレイ対応) |
| プレイ時間 | 約75〜150分 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| 難易度 | むずかしい(重ゲー・要素が多め) |
| タイプ | すごろく・デッキ構築・ネットワーク構築 |
| 雰囲気 | 無言 / じっくり |
| サイズ | 大箱 |
どこで買える?
「グレート・ウエスタン・トレイル」は重ゲーの超定番タイトルであり、現在は遊びやすくなった「第2版」が流通しています。
| ホビーショップ | アークライトショップ、駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※一部の大型店舗のみ) |
| バラエティショップ | 取り扱いなし |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
(カエレバヨメレバを貼ります。)
「グレート・ウエスタン・トレイル」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

プレイヤーは、牛を表すカードの「デッキ(山札)」を持ってゲームをスタートします。ボードにはテキサスからカンザスシティへと続く道(マス目)が描かれており、自分の番が来たらコマを進めます。
目的:規定の回数カンザスシティに到達した時点でゲーム終了。最も多くの「勝利点」を稼いだ牧場主の勝ち!
建物を建てたり、駅を開発したり、価値の高い牛を出荷したりして勝利点を稼ぎます。
自分の番でやること
手番でやることは、基本的には「進んで、止まった場所のアクションをする」だけです。
- コマを「進める」(すごろく)
- 止まったマスの「アクション」を実行!
- 手札の調整と「カンザスシティへの出荷」!
自分のコマを、道に沿って指定された歩数(最初は最大3〜4歩)まで進めます。この時、「他人の建物」や「災害(洪水や落石)」のマスを通過すると、通行料やペナルティのお金を払わなければならないことがあります。
止まったマス(建物)に書かれているアクションを実行します。
・【牛を買う】:お金を払って、場に出ている「価値の高い牛カード」を買い、自分の捨て札に置きます(※後で山札が尽きたらシャッフルされて手札に入ってきます=デッキ構築!)。
・【建物を建てる】:新しい自分の建物を道沿いに建てます。次から自分がそこに止まれば強力なアクションができ、他人が通れば通行料を奪えます。
・【機関車を進める】:カンザスシティから伸びる線路の上で、自分の機関車を進めます。
・【人を雇う】:「カウボーイ(牛を安く買える)」「職人(建物を建てやすくなる)」「技術者(機関車を進めやすくなる)」を雇って能力をアップさせます。
道中、アクションを使って手札にある「価値の低い牛(不要なカード)」を捨て、山札から新しいカードを引いて、手札の「牛の価値」を高めていきます。
そして、すごろくのゴールであるカンザスシティに到着したら、手札を見せて「出荷」を行います。
※重要:同じ種類の牛は「1頭」としてしか数えられません!つまり、手札に「色々な種類の高い牛」を揃えておく必要があります。
手札の牛の合計価値の分だけお金をもらい、機関車の進み具合に応じて、遠くの都市に牛を出荷(ディスクを配置)して勝利点を得ます。その後、再びスタート地点(テキサス)に戻り、次の旅が始まります。
※要素てんこ盛りなのに「一本道」で分かりやすい!
「デッキ構築」をして手札を強くし、「建物を建てて」盤面を有利にし、「人を雇って」能力を上げ、「機関車」も進める…と、やることが非常に多いのですが、「自分の番が来たら、すごろくで進んでアクションをするだけ」という一本道のシステムのおかげで、遊んでみると驚くほどスムーズに進行します。
「グレート・ウエスタン・トレイル」の評価・レビュー
総合点数
「グレート・ウエスタン・トレイル」
「すごろく」と「デッキ構築」という全く異なるシステムが、奇跡のバランスで融合!
カウボーイ特化、鉄道特化、建築特化など、毎回違う戦略(勝ち筋)を楽しめる!
自分の番でやることは「進んで、アクションする」だけなので、ダウンタイムが短い!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
現代の重量級ボードゲームにおける「最高到達点」の1つと断言できる、歴史的な大傑作です。ボードゲームの面白い要素(デッキ構築、ロンデル、パラメータ上げ、タイル配置)をこれでもかと詰め込んでいるにも関わらず、それが一切渋滞せずに「進んでアクション」という1本の太い軸(トレイル)に綺麗にまとまっている手腕は、まさに天才的です。「今回はカウボーイをたくさん雇って、牛の質だけで勝負しよう」「今回は建物を道中に敷き詰めて、通行料で稼ごう」といった戦略の幅が非常に広く、何度遊んでも全く底が見えません。他プレイヤーとの絡みは「美味しい建物の場所の早取り」や「通行料の支払い」程度で、直接的な攻撃要素はないため、じっくりと自分の牧場経営に集中できます。
「グレート・ウエスタン・トレイル」はこんな人におすすめ!
- 「ドミニオン」のようなカードを強くしていくデッキ構築と、ボード上での陣取りの両方を味わいたい人
- 要素がてんこ盛りで、プレイ後に「次はああしてみよう」と何度もリプレイしたくなる重ゲーを探している人
- 第2版から追加された、非常に出来の良い「1人プレイ(ソロモード)」をじっくり楽しみたい人
ルールの説明には少し時間がかかりますが、1度カンザスシティまで牛を出荷すれば、ゲームの全体像がスッと理解できるはずです。
カウボーイハットを深く被り、埃まみれの荒野を機関車と共に駆け抜ける、最高のアメリカン・ドリームをぜひ体験してみてください!



