【2〜6人向け】ボードゲーム『エルフェンランド』ルール&レビュー!魔法の乗り物で巡るエルフのファンタジー旅行
この記事では、ボードゲーム「エルフェンランド(Elfenland)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「エルフェンランド」とは?
「エルフェンランド」は、ボードゲーム界の巨匠アラン・R・ムーンによってデザインされ、1998年に「ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)」を受賞した傑作ボードゲームです。
プレイヤーはエルフの若者となり、成人の儀式としてエルフェンランドにある20の都市を巡る旅に出ます。カードを使って「この道はドラゴンで移動する」「ここは魔法の雲を使う」といった移動ルートを構築していくのですが、自分が置いた乗り物を他人も利用できたり、逆に他人の乗り物に相乗りしたりと、計画性と他プレイヤーとの絡みが見事に融合したルート構築ゲームの金字塔です。
| 値段 | 約5,500円(※流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜6人(※4〜5人が最も絡みが多くて面白いです) |
| プレイ時間 | 約60分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 難易度 | ふつう(※カードを出して道を進むだけですが、計画性が重要です) |
| タイプ | ルート構築・ハンドマネジメント(手札管理)・レース |
| 雰囲気 | ワイワイ / じっくり / 計画とハプニング / 旅のロマン |
| サイズ | 大箱 |
どこで買える?
「エルフェンランド」は年間大賞を受賞したクラシックな名作であるため、ボードゲーム専門店を中心に流通しています。
| ホビーショップ | メビウスゲームズ、駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※一部の大型店舗のみ) |
| バラエティショップ | 取り扱いなし |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
「エルフェンランド」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

各プレイヤーは自分の色のエルフのブーツ(コマ)を首都エルフホールドに置き、ゲームをスタートします。マップ上のすべての都市には、自分の色の「訪問済マーカー(小さなコマ)」が置かれています。
目的:全4ラウンド終了時に、最も多くの「都市」を訪問した(マーカーを回収した)プレイヤーの勝ち!
4ラウンドの終了時に、ゲームボード上の町を巡って最も多くの「訪問地マーカー(自分の色のコマ)」を回収したプレイヤーが勝者となります。
自分の番でやること
ゲームは全4ラウンドで、各ラウンドは以下のフェイズで進行します。
- カードの補充と移動タイルの獲得
- 【超重要】ルート構築:道に「移動タイル」を置く!
- 都市を巡る「移動フェイズ」!
- 乗り物によるコストの違いと「障害物」
各プレイヤーは「移動カード(乗り物のカード)」を手札が8枚になるように補充します。
その後、場に裏向き・表向きで並べられた「移動タイル(乗り物が描かれた丸いタイル)」を、順番に1枚ずつ、1人合計4枚になるまで引いて(選んで)獲得します。
手番プレイヤーは、マップ上の都市と都市を繋ぐ「道」の上に、自分の持っている「移動タイル」を1枚置きます。これを全員がパスするまで順番に繰り返します。
・道の上にタイルが置かれると、その道は「その乗り物でしか通れない」ようになります!(※例えば「ドラゴン」のタイルが置かれた道は、ドラゴンのカードを持っていないと通れません)。
・他のプレイヤーが置いたタイルを利用して進むこともできます!(※相乗りが大前提のゲームです)。
全員がタイルを置き終わったら、いよいよ移動です。
自分の手番で、「道に置かれている移動タイルと同じ種類の移動カード」を手札から支払うことで、その道を通って隣の都市へ移動します。
移動した先の都市にある「自分の訪問済マーカー」を回収します。
地形(平原、森、山、砂漠など)と乗り物によって、必要なカードの枚数が違います。
例えば「イノシシ」は森ならカード1枚で進めますが、平原だと2枚必要です。
また、各プレイヤーはゲーム中に1回だけ「障害物(倒木)」のタイルを道に置くことができ、ここに置かれた道は「余分にカードを1枚払わないと通れない」という意地悪なハプニングが発生します。
※「相乗り」と「便乗」が生み出す極上のジレンマ
手札のカードと自分が引いたタイルだけでは、絶対にすべての都市を巡ることはできません。
「あいつが森の道にユニコーンのタイルを置いてくれたぞ!よし、手札のユニコーンカードを使って俺もあの道を通らせてもらおう!」というように、他人が敷いたルートに便乗して効率よく進むことが勝利への絶対条件です。
しかし、「ここを通るつもりだったのに、誰かが別のタイルを置いちゃって通れなくなった!」という計画の崩壊も日常茶飯事で、この「予定調和といかないハプニング感」が最高のスパイスになっています。
「エルフェンランド」の評価・レビュー
総合点数
「エルフェンランド」
「他人の置いた道を利用する」という、計画性と相乗りのバランスが美しすぎる!
ドラゴンや巨大豚など、ファンタジーな乗り物で世界を巡るワクワクする世界観!
「ああっ!そこ違うタイル置かないで!」という、適度な絡みとハプニングの面白さ!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
1998年という古いゲームでありながら、現代でも全く色褪せることなく遊ばれ続けているルート構築ゲームの金字塔です。
名作『チケット・トゥ・ライド』の作者であるアラン・R・ムーンの作品ですが、あちらが「自分だけの路線を独占する」ゲームだとすれば、こちらは「みんなで敷いた路線(タイル)を共有して相乗りする」ゲームです。手札とタイルから「自分だけの最強の旅行計画(ルート)」を思いついた時のひらめきの快感と、いざ実行しようとした時に他人に邪魔(タイルの上書きや障害物)をされて計画が狂うジレンマが、極めて高い次元で融合しています。
ファンタジーの世界観も素晴らしく、子供から大人まで家族みんなでウンウンと悩みながら楽しめる、ユーロゲームの基本がすべて詰まったマスターピースです。
「エルフェンランド」はこんな人におすすめ!
- 『チケット・トゥ・ライド』などの「路線(ルート)を繋ぐ」ゲームが好きな人
- 手札のカードを見つめて「ここを通って、あっちへ抜けて…」と旅行計画を立てるのが好きな人
- ファンタジーの世界観が好きで、ボードゲームの歴史に残るクラシックな名作を遊んでみたい人
相手の通りたい道に全く違う乗り物のタイルを置いたり、障害物を置いて嫌がらせをするような「妨害」も可能ですが、基本的には「自分のルートをいかに効率よく回るか」に集中した方が勝てるため、激しい直接攻撃(ギスギス感)は少なめです。
魔法の雲やドラゴンに飛び乗って、エルフェンランドの美しい都市を巡る最高のファンタジートリップに出発してください!



