【1〜4人向け】ボードゲーム『デューン 砂の惑星:インペリウム』ルール&レビュー!ワカプレ×デッキ構築の最高峰
この記事では、ボードゲーム「デューン 砂の惑星:インペリウム(Dune: Imperium)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「デューン 砂の惑星:インペリウム」とは?
「デューン 砂の惑星:インペリウム」は、2020年にDire Wolf Digitalから発売された重量級ボードゲームです。(※日本語版は2022年にアークライトから発売)。
世界最大のボードゲームサイト「BoardGameGeek(BGG)」の総合ランキングにおいて、並み居る名作を抑えて長期間トップテン(さらには上位)に君臨し続ける、現代ボードゲームの金字塔と呼べる作品です。
カードを使った「デッキ構築」と、コマを配置してアクションを行う「ワーカープレイスメント」、そしてラウンド終了時の「戦闘(マジョリティ争い)」という3つのメカニクスが、奇跡的なバランスで絡み合っています。映画のファン向けキャラクターグッズ(いわゆる版権モノ)という枠を遥かに超えた、極めて完成度の高い本格的なユーロゲームです。
| 値段 | 約8,250円(※流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 1〜4人(※3〜4人が最もバチバチして面白いです) |
| プレイ時間 | 約60〜120分 |
| 対象年齢 | 13歳以上 |
| 難易度 | むずかしい(重ゲー・カードの効果やリソース管理がシビア) |
| タイプ | ワカプレ・デッキ構築・隠匿要素・マジョリティ争い |
| 雰囲気 | 無言 / じっくり / バチバチ / 息詰まるジレンマ |
| サイズ | 大箱 |
ポチップ
どこで買える?
「デューン 砂の惑星:インペリウム」は、重量級ボードゲームの超人気タイトルとして、専門店を中心に広く流通しています。
| ホビーショップ | アークライトショップ、駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※ごく一部の大型店舗のみ) |
| バラエティショップ | 取り扱いなし |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
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「デューン 砂の惑星:インペリウム」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

各プレイヤーは、砂の惑星アラキスを支配しようとする名家(指導者)の1人となり、初期デッキ(10枚のカード)と2つの「エージェントコマ(ワーカー)」を持ってゲームをスタートします。
目的:誰かが「10勝利点」に到達したラウンドの終了時、最も得点が高いプレイヤーの勝ち!
または、第10ラウンドが終了した時点でゲームが終わり、得点を競います。
自分の番でやること
ゲームはラウンド制で、各ラウンドは以下のフェイズで進行します。
- エージェントターン:「カード」を使って「コマ」を置く!
- 公開ターン:残った手札で「新しいカードを買う」!
- 【超重要】紛争(戦闘)フェイズ:バチバチの戦力争い!
このゲーム最大の特徴です。毎ラウンド、山札から5枚のカードを引いて手札にします。
自分の番が来たら、「手札からカードを1枚プレイする」ことで、自分のエージェントコマを盤面のスペースに1個配置します。
ただし、どこにでも置けるわけではありません。「プレイしたカードの左側に描かれているアイコン(マーク)」と同じアイコンを持つスペースにしか、コマを置けないのです!
コマを置いたスペースの効果(水やスパイスなどの資源を得る、兵士を配備するなど)と、プレイしたカードの上部の効果を同時に解決します。
エージェントコマをすべて置ききったら(または置きたくない場合)、「公開ターン」を行います。
使わずに手札に残っていたカードを一斉に表向きにします。そして、それらのカードの「下部」に書かれている購入力(説得力)を合計し、場に並んでいるより強力な新しいカードを買って、自分のデッキ(捨て札)に加えます。
全員が公開ターンを終えたら、ラウンドの最後に「紛争(戦闘)」が起こります。
エージェントターンで配備した「兵士コマ」の数と、公開ターンで残したカードの「剣アイコン」の数を合計し、プレイヤー同士で戦力を比べ合います。
最も戦力が高かったプレイヤー(1位)が、そのラウンドの「紛争カード」に書かれた豪華な報酬(勝利点や資源)を独り占めします!2位、3位にも少し報酬がありますが、最下位には何もありません。
※「使うか、残すか」の究極のジレンマ
コンボや拡大再生産が楽しいデッキ構築ゲームですが、本作では「強いカードほど、エージェントを派遣するためのアイコンとしても超優秀」という悩ましい設計になっています。
「この強力なカードをエージェント派遣に使って、あの強いスペースの資源を取りたい!でも、そうすると手札からこのカードが無くなってしまって、公開ターンで新しいカードを買うための購入力や、戦闘で勝つための戦力が足りなくなる!」
この「手札を前半のワーカー配置に使うか、後半の購入・戦闘のために残しておくか」というジレンマが、プレイヤーの脳を心地よく焼き切ります。
「デューン 砂の惑星:インペリウム」の評価・レビュー
総合点数
「デューン 砂の惑星:インペリウム」
「デッキ構築」と「ワーカープレイスメント」の融合における、一つの完成形!
「カードを使うか、購入力として残すか」の選択が毎ターン押し寄せる究極のジレンマ!
毎ラウンドの「戦闘」により、誰かが独走しにくいバチバチのインタラクション!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
『アルナックの失われし遺跡』と並び、「ワカプレ×デッキ構築」というジャンルを牽引する双璧であり、世界中で絶賛されている大傑作です。
アルナックが「自分だけの遺跡探検(箱庭的な拡大再生産)」に重きを置いているのに対し、デューンは「他プレイヤーとの激しい戦闘と陣取り」に重きを置いています。毎ラウンド必ず発生する「紛争」により、プレイヤー同士のバチバチの殴り合い(競り合い)が避けられないため、インタラクション(絡み)の強いゲームを好むゲーマーにとってはたまらない設計になっています。
10点という短い勝利点目標の中で、「どうやってカードを圧縮して強いデッキを作るか」「どのタイミングで戦闘に全リソースを注ぎ込むか」という戦略の幅が非常に広く、プレイ後の「悔しい!もう1回!」というリプレイ欲求がすさまじいゲームです。
「デューン 砂の惑星:インペリウム」はこんな人におすすめ!
- 『アルナック』のような「デッキ構築+ワカプレ」のシステムが好きで、もっとバチバチ戦いたい人
- 毎ラウンドの「戦闘」で、相手の手札を読み合いながらギリギリの競り合いに勝つのが好きな人
- 映画『DUNE』の世界観が好き、または世界ランキング上位の「絶対に外さない重ゲー」を体験したい人
直接的な戦闘による順位争いがあるため、「平和に自分のボードだけを発展させたい」という人には少しプレッシャーが強いかもしれません。しかし、そのヒリヒリ感こそが本作の最大の魅力です。
また、専用のカードを使って戦う「ソロプレイモード」や「2人プレイモード」も非常に優秀で、人数が揃わなくても十分に重厚な体験が可能です。
スパイスを制する者は宇宙を制す。過酷な砂の惑星で、あなたの知略と謀略を尽くして覇権を握ってください!
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