【1〜8人向け】ボードゲーム『マジックメイズ』ルール&レビュー!喋っちゃダメ!?無言と焦りのリアルタイム協力脱出
この記事では、ボードゲーム「マジックメイズ(Magic Maze)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「マジックメイズ」とは?
「マジックメイズ」は、2017年にベルギーのSit Down!社から発売され、その年のドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされた斬新な協力型ボードゲームです。
ファンタジー世界の4人のヒーロー(エルフ、ドワーフ、魔法使い、戦士)を操り、ショッピングモールからアイテムを盗んで制限時間内に脱出させることを目指します。
このゲームの最大の発明は、「プレイヤーはキャラクターを担当するのではなく、『上(北)に動かす』『エスカレーターに乗る』などの『アクション(行動)』を担当する」という点と、「ゲーム中は言葉を発することも、身振り手振りで合図をすることも禁止」という究極のコミュニケーション制限です。砂時計の砂が落ちていく焦りの中、無言で相手の意図を汲み取る「以心伝心」のチームワークが試されます。
| 値段 | 約4,000円(※流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 1〜8人(※4〜5人が役割分担のバランスが良く最も盛り上がります) |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 難易度 | ふつう(※シナリオごとに少しずつルールが追加されていきます) |
| タイプ | 完全協力型・リアルタイム・コミュニケーション制限 |
| 雰囲気 | 完全無言 / パニック / 息の詰まる焦燥感 / アハ体験 |
| サイズ | 中箱 |
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どこで買える?
「マジックメイズ」は、リアルタイム協力ゲームの定番として、ボードゲーム専門店を中心に流通しています。
| ホビーショップ | ホビージャパン取扱店、駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※一部店舗のみ) |
| バラエティショップ | ハンズ、ロフトなど(※ごく一部店舗のみ) |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
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「マジックメイズ」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

各プレイヤーには、「アクションタイル」が配られます。そこには「上(北)へ移動」「右(東)へ移動」「エスカレーターを使う」「探索(新しいマップを開く)」といったアイコンが描かれています。
目的:3分の砂時計が落ち切る前に、4人のコマをそれぞれの目的のマスに移動させ、アイテムを盗んで脱出マスから逃げ切れば全員の勝利!
原則としてゲーム中は「会話禁止」の状態で、リアルタイムに協力して進める必要があります。
自分の番でやること
このゲームには「手番」がありません。砂時計をひっくり返したら、全員同時進行(リアルタイム)でプレイします。
- 【超重要】自分が担当する「アクション」だけを行う!
- 無言の連係プレイ!
- 喋ってはいけない!身振り手振りも禁止!
- 無言の圧力「気づけ!ポーン」!
- 砂時計の反転と、束の間の「おしゃべりタイム」!
プレイヤーは特定のコマを担当するのではなく、「自分のアクションタイルに描かれた行動」だけを、4つすべてのコマに対して行うことができます。
例えば、あなたが「上へ移動」のタイルを持っているなら、エルフもドワーフも、好きな時に上へ動かすことができます。逆に言えば、あなた以外の誰も、コマを上に動かすことはできません。
コマを目的地に運ぶためには、全員で協力して少しずつコマを動かしていく必要があります。
(例:「右担当」がコマを右に動かす → 「上担当」が上に動かす → 「探索担当」が新しいマップをめくる → 「エスカレーター担当」が階を移動させる……)
ゲーム中は、砂時計が動いている間は一切のコミュニケーション(会話、指差し、ジェスチャーなど)が禁止されています。
ただただ盤面を見つめ、「今、誰がどのコマを動かさなければならないのか」を瞬時に察知しなければなりません。
誰かが「今、自分は動かせない。あいつがコマを『下』に動かしてくれないと先に進めない!」と気づいた時、その「下担当」のプレイヤーの目の前に、大きな赤い「気づけ!ポーン」をドンッ!と置くことができます。
ポーンを置かれた人は「えっ!?俺!?俺、何か動かせる!?」と必死に盤面を探すことになります。
特定の「砂時計マス」にコマを移動させると、1回だけ砂時計をひっくり返し、時間を回復させることができます。
そして、砂時計マスを使った時だけ、一時的に「会話」が解禁されます!
「ごめん!さっき気づかなかった!次はエルフを右に持っていくから、君は下にお願い!」「分かった!じゃあドワーフは私が探索する!」と超早口で作戦を立てます。誰かがコマを動かした瞬間に再び会話は禁止となります。
※「なんで動かさないの!」というパニックと爆笑
例えば、目的地まで一直線の通路があるとします。必要なのは「右」に動かすことだけ。
しかし、「右担当」のプレイヤーは他のコマに気を取られていて、それに全く気づいていません。
他のプレイヤーたちはイライラしながら、無言で「気づけ!ポーン」を「右担当」の目の前にドン!ドン!ドン!と激しく叩きつけます。
「えっ!?何!?何が起きてるの!?」とパニックになる「右担当」。この、言葉にできないもどかしさとドタバタ感がマジックメイズの最大の魅力です。
「マジックメイズ」の評価・レビュー
総合点数
「マジックメイズ」
「アクションを担当する」「無言」という、誰も思いつかなかった画期的なシステム!
「気づけ!ポーン」をガンガン鳴らされる時のパニックと、終わった後の大爆笑!
少しずつルールが追加されていくチュートリアル形式で、初心者の導入も完璧!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
数ある協力ゲームやリアルタイムゲームの中でも、「言葉の封印」という制約を最も上手く、かつ爆笑のパーティーゲームへと昇華させた天才的な作品です。
プレイヤー間の能力差(いわゆる「奉行問題:うまい人が全員に指示を出してしまう問題」)が、「喋れない」というルールによって完全に解決されており、全員がフラットに、自分にできることを必死に探すしかありません。
また、ゲームには17個のシナリオが用意されており、最初は基本の移動だけで終わりますが、徐々に「ドワーフの特殊能力」「監視カメラの破壊」「テレポーター」など、新しい要素が追加されていくため、ゲームと一緒にプレイヤーのチームワークも成長していくような感覚が味わえます。
「あそこであれを動かしてくれればー!」という終わった後の感想戦(反省会)まで含めて、100%楽しめる大傑作です。
「マジックメイズ」はこんな人におすすめ!
- 「あーっ!もう!」と焦りながら、言葉にならないもどかしさを笑いに変えて楽しめる人
- 協力ゲームで「誰かに指示されて動くだけ」になるのが嫌で、全員が平等に活躍したい人
- 友達や家族と集まって、短時間でワッと盛り上がって絆を深められるゲームを探している人
ソロプレイ(1人プレイ)の場合は、すべてのアクションを自分1人で管理することになりますが、今度は「どのアクションを使えるか」をカードをめくってやりくりする、パズルゲームのような全く違うプレイ感に変わり、これも非常に頭を使います。
無言のプレッシャーと迫り来るタイムリミットを乗り越え、完璧なチームワークでショッピングモールからの大脱走を成功させてください!
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