【2〜5人向け】ボードゲーム『王への請願』ルール&レビュー!ダイスを振って役を作る、傑作ダイスビルディング
この記事では、ボードゲーム「王への請願(To Court the King)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「王への請願」とは?
「王への請願」は、『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』などで知られるアメリカのゲームデザイナー、トム・レーマンによって2006年に発表されたボードゲームです。
ポーカーやヤッツィー(ヨット)のように、サイコロを振って「ゾロ目」や「連番」といった役を作るゲームですが、最大の特徴は「役を作ってキャラクターカードを獲得すると、次回から振れるサイコロの数が増えたり、出目を操作できたりする」という点です。
最初はたった3個のサイコロから始まり、終盤には10個近いサイコロをジャラジャラと豪快に振ってコンボを決めるという、圧倒的な爽快感と成長要素(ダイスビルディング)が楽しめる名作です。
| 値段 | 約3,300円(※流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜5人(※何人で遊んでも安定して面白いです) |
| プレイ時間 | 約45分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 難易度 | ふつう(※カードの効果を覚える必要がありますが、基本はサイコロを振るだけです) |
| タイプ | ダイスロール・役作り・拡大再生産 |
| 雰囲気 | ワイワイ / サイコロに一喜一憂 / コンボの爽快感 |
| サイズ | 中箱 |
ポチップ
どこで買える?
「王への請願」は長らく絶版状態が続いており、一時期は非常に入手困難なプレミアゲームとなっていましたが、現在は日本国内のメーカー(Engamesなど)から新装版が発売されており、手に入りやすくなりました。
| ホビーショップ | Engames取扱店、駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラ、ビックカメラなど |
| バラエティショップ | ハンズ、ロフトなど(※一部店舗のみ) |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
ポチップ
「王への請願」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

テーブルの中央には、獲得できる「キャラクターカード」が役の難易度順(下から上へ)にピラミッド状に並べられます。一番上には「王様」のカードが置かれています。
目的:誰かが「王様」のカードを獲得した時、最終決戦(泣きの一回)を行い、最も強い役を作ったプレイヤーの勝ち!
自分の番でやること
手番が来たら、以下の手順でサイコロを振り、カードを1枚獲得します。
- サイコロを振る!(基本は3個)
- 獲得したカードの「能力」を使う!
- 出目を確定させ、新しいカードを「1枚」獲得する!
- 次の手番へ(拡大再生産)
最初は3個のサイコロを振ります。
自分がすでに獲得しているキャラクターカードの能力を使って、サイコロの出目を有利に操作します。
【能力の一例】
・農夫:サイコロを1個追加で振れる(※超重要!)
・錬金術師:サイコロ1個の出目を、好きな数字に変える。
・メイド:サイコロの出目に「+1」または「−1」する。
・天文学者:振ったサイコロを2個まで振り直す。
能力を使い切り、最終的な出目が確定したら、場に出ているキャラクターカードの「獲得条件(役)」を満たしているか確認し、好きなカードを1枚だけ獲得します。
【役の一例】
・「同じ出目が2個(ペア)」→ メイドなどを獲得
・「出目の合計が15以上」→ 司祭などを獲得
・「同じ出目が4個(フォーカード)」→ 将軍などを獲得
獲得したカードは自分の前に置き、次の自分の手番からその能力をずっと使えるようになります!
こうして「サイコロを増やす」「出目を操作する」カードを集め、より難しい役を作って上位のカードを獲得していくのがゲームの流れです。
※クライマックスの「最終決戦」
ゲームが進み、誰かが「同じ出目が7個(セブンカード)」という超難関の役を完成させて一番上の「王様」カードを獲得したら、ゲームはクライマックス(最終決戦)に突入します。
王様を取られた他のプレイヤーは、最後に1回ずつだけ手番を行い、「王様を取ったプレイヤーの役を超えること」を目指します!(例:王様を取った人が「3の7個ゾロ目」だった場合、「4の7個ゾロ目」や「8個ゾロ目」を作れば大逆転勝利となります)。
「王への請願」の評価・レビュー
総合点数
「王への請願」
「サイコロを振って役を作る」という王道の楽しさに、成長要素を掛け合わせた傑作!
後半になるにつれて振れるサイコロが爆発的に増えていく圧倒的なカタルシス!
運だけではなく、「どの能力カードから集めるか」という確かな戦略性が光る!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
ダイスゲームに「デッキ構築(能力の追加・拡大再生産)」の概念を取り入れた、ボードゲーム史に残る画期的な作品です。
「ヤッツィー(ヨット)」の面白さはそのままに、「運が悪くて役が作れなかった」というストレスを、自分が集めたカードの効果(出目変更や振り直し)でねじ伏せていく快感がたまりません。
特に終盤、手元にズラリと並んだキャラクターカードの能力を順番に発動し、「サイコロを2個追加、これを振り直して、この出目を6に変更して……よし!6が8個揃った!!」とパズルを解くように巨大な役を完成させた時の脳汁の出方は凄まじいです。
直接的な他プレイヤーへの攻撃要素(お邪魔)が少なく、ひたすら「自分のコンボを育てる」ことに集中できるため、ギスギスせずにワイワイと盛り上がれる非常に優秀な中量級ゲームです。
「王への請願」はこんな人におすすめ!
- 「ヤッツィー」や「ポーカー」のように、役を作って揃えるゲームが好きな人
- 大量のサイコロをジャラジャラと振って、一喜一憂するアナログならではの楽しさを味わいたい人
- 「最初は弱いけど、カードを集めるとどんどん強くなる」という拡大再生産のシステムが大好きな人
相手の盤面を見ながら、「あいつはもうすぐ王様を取りそうだ!こっちも急いで強いカードを取りに行かないと!」とレースのような焦燥感も味わえます。
運命のダイスを振り、集めた家臣たちの能力を駆使して、見事王様への謁見を果たしてください!
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