にゃん
にゃん
アイル・オブ・スカイ!?「空の島」って意味かにゃ?雲の上にぷかぷか浮かぶ島で、羽根の生えたお魚を追いかけるファンタジーゲームかにゃ?
メモるん
メモるん
空(Sky)じゃなくて、「スカイ島(Skye)」というスコットランドに実在する美しい島のことだよ!プレイヤーは部族の族長になって、自分の領土(タイル)を広げて王様を目指すゲームなんだ。『カルカソンヌ』みたいなタイル配置に、めちゃくちゃ悩ましい「値付け(競り)」のシステムを合体させた、2016年エキスパート大賞受賞の傑作なんだよ!

この記事では、ボードゲーム「アイル・オブ・スカイ:族長から王へ(Isle of Skye: From Chieftain to King)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。

「アイル・オブ・スカイ」とは?

「アイル・オブ・スカイ」は、アレクサンダー・プフィスター(『グレート・ウエスタン・トレイル』など)とアンドレアス・ペリカのコンビがデザインし、2016年に「ドイツ年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)」を受賞した中量級ボードゲームです。
袋から引いた地形タイルを繋げて自分の国を広げていくという王道のシステムに、「引いたタイルに自分で値段をつけ、他人に買わせる(買われなかったら自腹で買い取る)」という秀逸な経済システムを組み合わせたことで、他に類を見ない高い評価を獲得しました。

値段 約5,000円(※流通状況により変動)
プレイ人数 2〜5人(※3〜4人が最もおすすめ)
プレイ時間 約30〜50分
対象年齢 8歳以上
難易度 ふつう(※値付けの相場観が少し必要)
タイプ タイル配置・値付け(競り)・セットコレクション
雰囲気 無言 / じっくり / 相場の読み合い
サイズ 中箱
にゃん
にゃん
カルカソンヌみたいに、道は道、草原は草原に繋げていくんだにゃ!にゃんは綺麗な湖のタイルがいっぱい欲しいにゃー!
メモるん
メモるん
でも、ただ袋から引いて置くだけじゃないのがこのゲームのすごいところ!欲しいタイルは「他のプレイヤーからお金を払って買う」か、「自分で高い値段をつけて死守する」しかないんだ!相場を読むヒリヒリした駆け引きが最高だよ!

どこで買える?

「アイル・オブ・スカイ」は、エキスパート大賞受賞の定番ゲームとして人気がありますが、日本語版(ホビージャパン発売)はタイミングによっては市場で品薄(プレ値)になることもあります。

ホビーショップ 駿河屋、イエローサブマリンなど
家電量販店 ヨドバシカメラなど(※一部の大型店舗のみ)
バラエティショップ 取り扱いなし

以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
(カエレバヨメレバを貼ります。)

メモるん
メモるん
ネット通販で在庫を見つけたらラッキーだよ!タイルには文字が書かれていないから、ルールさえ分かれば輸入版(英語版)を買って遊ぶことも十分に可能だよ!

「アイル・オブ・スカイ」はどんなゲーム?|遊び方&ルール


各プレイヤーは自分のお城タイル1枚からスタートし、6ラウンド(5人の場合は5ラウンド)にわたってタイルを購入し、自分の前に繋げて領土を拡大していきます。

目的:ゲーム終了時に、最も多くの「勝利点」を稼いでいた族長の勝ち!

勝利点はラウンドごとの「得点条件」を満たすことで獲得できます。

自分の番でやること

ゲームは全プレイヤー同時進行(または順番)で、以下のフェイズを繰り返します。

  1. 【超重要】タイルの「値付け」と「廃棄」
  2. 全員、袋からランダムにタイルを「3枚」引いて、自分のついたての前に並べます。
    そして、ついたての裏で隠しながら、以下のように持っているお金を割り当てます。
    1枚のタイルには「捨てる」マーク(斧のコマ)を置く。
    残り2枚のタイルには、自分の手持ちのお金(最低1金〜)を割り当てて「値段」をつける。
    全員が準備できたら、ついたてを一斉にオープンします!

  3. タイルの「購入」!
  4. 斧マークが置かれたタイルは箱に戻され(廃棄)、値段がつけられたタイルが売りに出されます。
    スタートプレイヤーから順番に、「他人が値段をつけたタイルを1枚だけ、その値段を支払って買う」ことができます。(※支払ったお金は、そのタイルを出品していたプレイヤーの懐に入ります)。

  5. 売れ残ったタイルの「自腹買い取り」!
  6. 全員が1周して購入のチャンスを終えた後、自分の前に「売れ残っているタイル」がある場合、最初につけた値段のお金は銀行に没収され、そのタイルは自分のものになります。
    つまり、「自分で欲しくて高い値段をつけたタイル」は、誰も買ってくれないと大金を失って自腹で買い取ることになるのです!

  7. タイルの「配置」
  8. 購入したタイルや、買い取ったタイルを自分のお城に繋げて配置します。地形(山、草原、湖)が綺麗に繋がるように置かなければなりません。

※毎回変わる「4つの得点条件」が生み出すリプレイ性

このゲームのもう一つの大きな魅力が、ゲーム開始時にランダムに選ばれる「4つの得点条件タイル」です。「羊が描かれたタイル1枚につき1点」「完成した湖1つにつき3点」「縦に長く繋げた方が得点」など、16種類の中から4つが選ばれます。
これにより、「今回のゲームでは『羊』の価値がめちゃくちゃ高いぞ!」といったように、ゲームごとにタイルの「相場(価値)」が劇的に変化するため、何度遊んでも全く違う戦略が求められます。

にゃん
にゃん
なるほど〜!「今回は羊が高く売れるから、羊のタイルに10金って書いておくぞ!誰か買えにゃ!」ってことだにゃ!
メモるん
メモるん
でも、もし誰も「10金は高すぎる」って買ってくれなかったら、自分が銀行に10金を払って買い取らなきゃいけないんだよ!「あいつは絶対にこれが欲しいはずだから、ギリギリ買える6金にしておこう…」っていう、絶妙な足元を見る値付けがこのゲームの醍醐味なんだ!

「アイル・オブ・スカイ」の評価・レビュー

総合点数

「アイル・オブ・スカイ」

「他人に買わせるか、自分で買い取るか」のギリギリを攻める値付けシステム!

ランダムな4つの得点条件により、遊ぶたびにタイルの価値(相場)が変わる奥深さ!

エキスパート大賞受賞作ながら、ルールがシンプルで1時間以内にサクッと終わる!

9.5

おもしろさ

5.0

ギスギス度

6.0

難易度

9.5

中毒性

総合平均評価


『カルカソンヌ』のような「タイルを引いて置く」という運の要素が強いゲームに、「値段を自分で決める」という強烈なプレイヤーインタラクションを組み込んだ大傑作です。
「自分が欲しいタイルには高い値段をつけて防衛したいが、そうするとお金がなくなる」「相手が欲しがっているタイルには、相手がギリギリ買える高い値段をつけてお金を巻き上げたい」という、ついたての裏でウンウンと悩む時間が最高に面白いです。
また、得点システムも非常に優秀で、毎ラウンド「AとBの条件」「BとCの条件」と点数が入る箇所が変わっていくため、長期的な視点でのタイル配置が求められます。後半になるにつれて収入(お金)が増え、より高額な取引が飛び交うようになるため、プレイ時間45分前後とは思えないほどの濃密なボードゲーム体験が味わえます。

「アイル・オブ・スカイ」はこんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!
  • 『カルカソンヌ』のような、地形タイルを繋げて自分だけのマップを作っていくゲームが好きな人
  • 相手の懐具合や欲しいものを見極めて、値段をつける(相場を読む)心理戦・経済戦が好きな人
  • 遊ぶたびにルール(得点条件)が変わり、何度でも新鮮な気持ちで遊べるゲームを探している人

「競り」や「値付け」のゲームは初心者には相場感が分からず難しいことが多いですが、このゲームは「タイルを繋げて点を取る」という目的が非常に明確なため、比較的すぐに「このタイルの価値」が理解できるようになります。
また、「遅れている人には毎ラウンド追加でお金が入る」という秀逸な救済システムがあるため、最後まで逆転の目があり、白熱した勝負が楽しめます。
スコットランドの美しい風景を背景に、したたかな商売魂を見せつけて最強の王を目指してください!

にゃん
にゃん
よーし!メモるんは「樽」のタイルを集めてるみたいだから、にゃんが引いた樽タイルに「全財産」の値段をつけてやるにゃ!これなら絶対買えないにゃ!
メモるん
メモるん
うわっ、高すぎる!そんな値段じゃ買えないからパスするよ!…ってことは、にゃんはその高すぎるタイルを自分で買い取るために、銀行に全財産を支払わなきゃいけないんだよ!一気にお金がなくなって大ピンチだね!他の「標準(30〜60分)」で遊べるゲームも紹介してるからチェックしてね!