にゃん
にゃん
マルカイボ!?なんだか陽気なラテンの音楽が聞こえてきそうな名前にゃ!カリブ海でドクロの旗を掲げて、お宝を奪い合う海賊ゲームかにゃ!?ヨーホー!
メモるん
メモるん
ただの海賊じゃないよ!プレイヤーは17世紀カリブ海の「私掠船(国に雇われた海賊のようなもの)」の船長になって、イギリス・フランス・スペインの3カ国の覇権争いに巻き込まれながら交易や探検をするんだ!『グレート・ウエスタン・トレイル(GWT)』や『モンバサ』で知られる天才、アレクサンダー・プフィスターの集大成とも言える超重量級の大傑作だよ!

この記事では、ボードゲーム「マルカイボ(Maracaibo)」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。

「マルカイボ」とは?

「マルカイボ(Maracaibo)」は、2019年に発売され、世界中の重量級ゲーマーから絶賛されたボードゲームです。
名作『グレート・ウエスタン・トレイル』の「すごろくのようにコマを進めてアクションを行う(ロンデル)」システムをベースに、多目的に使えるカード管理、3つの国家の影響力争い、そして「遊ぶたびに少しずつストーリーと盤面が変化していくキャンペーンモード」を組み込んだ、非常に要素が多くて贅沢な、プフィスターの最高傑作との呼び声も高い作品です。

値段 約9,680円(※流通状況により変動)
プレイ人数 1〜4人(※優れたソロプレイモードあり)
プレイ時間 約30分 × プレイ人数(※約90〜150分)
対象年齢 12歳以上
難易度 むずかしい(重ゲー・カードコンボ・要素が多い)
タイプ ロンデル移動・ハンドマネジメント・キャンペーン
雰囲気 無言 / じっくり / 船旅のロマン
サイズ 大箱
にゃん
にゃん
GWTみたいに、船を進めながら手札を強くしていくゲームなんだにゃ!カリブ海の船旅なんてワクワクするにゃ!
メモるん
メモるん
しかも今回は、盤面の奥に「探検家コマ」を進めるジャングルがあったり、3つの国の戦争を手伝ったりと、やれることが本当に山のようにあるんだ!どこに特化して点数を稼ぐか、毎回ウンウン悩める極上の重ゲーだよ!

どこで買える?

「マルカイボ」は重量級ボードゲームの定番として、専門店を中心に流通しています。拡張セット『アルマダ』なども発売されています。

ホビーショップ テンデイズゲームズ、駿河屋、イエローサブマリンなど
家電量販店 ヨドバシカメラなど(※一部の大型店舗のみ)
バラエティショップ 取り扱いなし

以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
(カエレバヨメレバを貼ります。)

メモるん
メモるん
ネット通販のAmazonであれば、到着日も早くすぐに購入できるからおすすめだよ!完全日本語版は「テンデイズゲームズ」から発売されているよ。カードに文字がたくさん書かれているゲームだから、絶対に日本語版を買うのがおすすめだよ!

「マルカイボ」はどんなゲーム?|遊び方&ルール


盤面にはカリブ海をぐるりと一周するルート(ハバナやマルカイボなどの都市)が描かれています。プレイヤーは自分の船コマを進め、カードをプレイして個人ボードを強化し、勝利点を稼ぎます。

目的:全4ラウンド(4回の航海)終了時に、最も多くの「勝利点」を稼いだ船長の勝ち!

全4ラウンド終了時に、獲得した勝利点(VP)の合計が最も多いプレイヤーが勝利するゲームです。

自分の番でやること

ゲームは時計回りに進行し、手番が来たら以下の順番でアクションを行います。

  1. 船コマの「移動」(1〜7歩)
  2. 自分の船コマを、ルートに沿って「1マス〜最大7マス」まで進めます。この時、ゆっくり進んで少しずつアクションを行っても良いですし、他のプレイヤーを置き去りにして一気に遠くへ進んでも構いません。
    ※誰かがルートの終点に着くと、その瞬間にラウンドが強制終了するため、「あいつがもうゴールしそうだから、こっちも急がなきゃ!」という強烈なレース(チキンレース)の要素があります。

  3. 止まったマスの「アクション」の実行!
  4. 止まった都市(町か村)によって、様々なアクションを行います。
    【都市アクション】:手札のカードを「商品(タバコや砂糖など)」として捨て札にし、都市に自分のディスクを置いて能力を解放(アップグレード)します。
    【村アクション】:手持ちのお金を使って「手札のカードを自分の前にプレイ(建設)」したり、お金をもらったりします。
    【探検】:探検家コマをジャングルの奥地へと進め、ボーナスや勝利点を得ます。
    【戦闘】:イギリス・フランス・スペインのいずれかの国に加勢し、その国の影響力を高めつつ、自分もその国の「貢献度(株のようなもの)」を上げます。

  5. 手札の補充
  6. 手札の上限(最初は4枚)まで、山札から新しいカードを引きます。

※究極の悩みどころ「多目的カード」

このゲームの最も面白く、そして悩ましいシステムが「手札のカードの使い道」です。
手札にある1枚のカードは、以下の「3つの使い道」のどれか1つとしてしか使えません。
① お金を払って自分の前にプレイし、「強力な永続効果(コンボのパーツ)」として使う。
② 都市でアクションをするための「商品(コスト)」として捨て札にする。
③ 戦闘アクションの際、「剣のアイコン(戦闘力)」として捨て札にする。
「このカードは後で建てたいから残しておきたい!でも、今すぐ都市にタバコを納品しないと他の人に先を越される!どうしよう!!」という、血を吐くようなジレンマが毎ターン押し寄せてきます。

※物語が進む「キャンペーンモード」

マルカイボには、通常のルールの他に「ストーリーモード(キャンペーン)」が用意されています。
ゲーム中に特定の条件を満たしたり、ラウンドが進んだりすると「物語のカード」がめくられ、「新しい都市が盤面に出現する」「ルールの選択肢が変わる」など、ゲームを遊ぶごとにカリブ海の世界が変化・拡張していくという、たまらない仕掛けが施されています。

にゃん
にゃん
なるほど〜!「このカードはすごく強い能力を持ってるけど、今すぐ戦うための『剣』として使っちゃえー!」って泣く泣く捨てることもあるんだにゃ!?
メモるん
メモるん
その通り!手札のやり繰り(ハンドマネジメント)が本当にカツカツで面白いんだ。自分の前にカードを並べて「エンジン」を作っていく気持ちよさと、スゴロクの先取り競争が見事に噛み合っているんだよ!

「マルカイボ」の評価・レビュー

総合点数

「マルカイボ」

「移動してアクション」という分かりやすい軸に、大量の要素をブチ込んだ超特盛り!

1枚のカードを「能力」「商品」「戦闘力」のどれに使うか悩む、極上のカード管理!

遊ぶたびに盤面とストーリーが変化していく、没入感MAXのキャンペーンモード!

9.5

おもしろさ

3.0

ギスギス度

8.5

難易度

9.5

中毒性

総合平均評価


アレクサンダー・プフィスターの過去の傑作たち(『GWT』のロンデル移動、『モンバサ』の会社の影響力争い、『ポートロイヤル』のカードの多目的使用など)の美味しいところを全部1つの箱に詰め込んで、豪華なソースで煮込んだような、非常にボリューミーでやりごたえのある大傑作です。
最初は「探検、戦闘、カードのプレイ…要素が多すぎて何をすればいいか分からない!」とパニックになりそうですが、手番で行うことは「船を進めて、そこでアクションをするだけ」なので、意外とすんなりとプレイに入り込めます。そして何より「誰かがゴールしたらラウンド終了」というレース要素が絶妙で、「自分のエンジンをゆっくり完成させたいのに、あいつが猛スピードでゴールに向かっている!」という焦りが、ゲームに強烈なインタラクション(絡み)とドラマを生み出しています。
キャンペーンモードの出来も素晴らしく、一度始めると「次のストーリーが知りたい!」と連戦したくなる強烈な魅力を持っています。

「マルカイボ」はこんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!
  • 『グレート・ウエスタン・トレイル』のような、スゴロク移動とカードコンボが合体した重ゲーが好きな人
  • 1枚のカードを「コスト」にするか「能力」にするかウンウンと悩む、カツカツのリソース管理が好きな人
  • 遊ぶたびに少しずつ変化していく盤面とストーリー(キャンペーン要素)に没入したい人

相手の船を直接攻撃したりするような海賊的な「バチバチ感」はありませんが、盤面上の都市の早取りや、3カ国の影響力争いでの出し抜き合いなど、間接的な牽制が非常に熱いゲームです。
また、本作に同梱されている「オートマ(仮想の敵)」と戦う1人プレイ用のソロモードの完成度が非常に高く、じっくりと一人でカリブ海のキャンペーンを踏破するのも最高の体験になります。
重量級ゲームの面白さがすべて詰まったカリブの大海原へ、あなたもぜひ船を出してみてください!

にゃん
にゃん
よーし!にゃんの船は誰よりも早く7マスフルスピードで進んで、あっという間にゴールしてやるにゃ!みんなが準備する前にラウンドを終わらせてやるにゃー!
メモるん
メモるん
通称「爆速プレイ」だね!他のプレイヤーがゆっくりコンボを作っているのを妨害できる強力な戦法の一つだけど、自分自身も全然点数を稼げないままゲームが終わっちゃうリスクがあるから気をつけてね!全体のバランスを見ながら、急ぐべき時とゆっくりする時を見極めるのが名船長の証だよ!他の「長時間(60分〜)」「じっくり」遊べるゲームも紹介してるからチェックしてね!