【2〜6人向け】ボードゲーム『タリスマン』ルール&レビュー!理不尽で笑える元祖ファンタジーすごろくRPG
この記事では、ボードゲーム「タリスマン」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「タリスマン」とは?
「タリスマン(Talisman)」は、1983年にイギリスのゲームズワークショップから初版が発売されて以来、40年以上にわたって世界中のゲーマーに愛され続けている伝説的なボードゲームです。剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした「すごろく」のようなシステムで、サイコロ運とカード運に一喜一憂しながらキャラクターを育てていく、笑いあり涙ありの冒険劇が楽しめます。
| 値段 | 約9,000円(※第5版・流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約90〜180分 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| 難易度 | かんたん(※プレイ時間は長め) |
| タイプ | すごろく・ダイス・RPG・プレイヤー攻撃あり |
| 雰囲気 | ワイワイ / バチバチ / 爆笑 |
| サイズ | 大箱 |
どこで買える?
「タリスマン」は非常に歴史が長いゲームであり、長らく「第4版改訂版」が親しまれてきましたが、2024年にアートワークやコンポーネントを一新し、ルールを現代風に遊びやすく調整した「第5版」が発売されました。現在はこちらが主流となっています。
| ホビーショップ | 駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※一部の大型店舗のみ) |
| バラエティショップ | 取り扱いなし |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
(カエレバヨメレバを貼ります。)
「タリスマン」の伝統として、新しいキャラクターやマップ(ダンジョンや街など)を追加する「拡張セット」が山のように発売されることでも有名です。基本セットだけでも十分に遊べますが、冒険の世界を広げたくなったら拡張セットにも手を出してみましょう。
「タリスマン」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

プレイヤーは「戦士」「魔法使い」「盗賊」「暗殺者」など、それぞれ固有の能力を持つキャラクターから1人を選びます。ボードは「外域」「中域」「内域」の3つの層に分かれており、外側からスタートしてキャラクターを成長させ、最も内側にある中心地「支配の王冠」に誰よりも早く到達することを目指します。
目的:盤面の中央「支配の王冠」に到達し、他のすべてのプレイヤーを倒す(脱落させる)こと!
中心に辿り着いたプレイヤーは、強力な支配の魔法を使って他のプレイヤーのHP(生命力)を削り、最後まで生き残った1人が勝者となります。
自分の番でやること
手番でやることは、基本的には「サイコロを振って進み、マス目の指示に従う」だけという、非常にシンプルで分かりやすいルールです。
- サイコロを振って「移動」する
- マス目の指示に従う(アドベンチャーカードを引く)
- 戦闘とキャラクターの「成長」!
- 「タリスマン(お守り)」を手に入れて内域へ!
6面ダイスを1個振り、出た目の数だけボード上のマスを進みます。この時、「右回り」か「左回り」か、好きな方向を選ぶことができます。「あっちに行くと強い敵がいるから、反対周りで進もう」といった選択が可能です。
止まったマス目に書かれた指示に従います。多くのマスでは「アドベンチャーカードを引く」ことになります。
カードには、倒すと経験値になる「モンスター」、装備すると強くなる「武器や防具」、冒険を助けてくれる「仲間」、そして突然襲いかかってくる「吹雪」や「悪魔」などのイベントが含まれており、何が出るかはめくってみるまで分かりません。
モンスターが出現した場合、自分の「筋力」または「知力」にサイコロの出目を足して、モンスターの数値と比べ合います。勝てばモンスターを「トロフィー(経験値)」として獲得でき、これを一定数集めると自分のステータスがアップ(レベルアップ)します!
キャラクターが十分に育ったら、ボードの内側の層(中域・内域)へと進んでいきます。しかし、ゲームのタイトルにもなっている「タリスマン(お守り)」というアイテムを持っていないと、一番奥の「支配の王冠」のマスに入ることができません。冒険の中でタリスマンを探し出し、誰よりも早く中心を目指します。
※理不尽極まりない「プレイヤー同士の殴り合い」と「カエル化」
同じマスに他のプレイヤーが止まった場合、モンスターではなく「そのプレイヤーに戦闘を仕掛ける」ことができます。勝てば相手のHPを減らしたり、苦労して手に入れたお金やアイテムを奪い取ったりできます。
また、魔法やイベントの効果で「ヒキガエルに変身させられる」こともあります。ヒキガエルになると、数ターンの間、せっかく集めたアイテムをすべてその場に落とし、ステータスも最弱になるという、爆笑必至の理不尽なペナルティを受けます。
「タリスマン」の評価・レビュー
総合点数
「タリスマン」
サイコロを振るだけで大冒険が展開される、極めてシンプルで直感的なルール!
「人生ゲーム」のような理不尽なハプニングと、RPGの成長要素が見事に融合!
他プレイヤーのアイテムを奪ったり、魔法で嫌がらせをする強烈なバチバチ感!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
現代の「運要素を排除して実力で競い合う」ユーロ系ボードゲームとは対極にある、「サイコロの出目とカードの引きがすべて」という古き良きアメリトラッシュ(アメリカンスタイル)の傑作です。戦略性よりも「その場で起こったハプニングをみんなで笑って楽しむ」というパーティゲーム的な側面が強く、「なんでここで1が出るんだよ!」「またドラゴン出た!」と、まるでB級ファンタジー映画を見ているかのようにワイワイと盛り上がれます。相手への直接的な攻撃(殴り合い)や嫌がらせが日常茶飯事で行われるため、バチバチ感は非常に強いですが、運の要素が大きいため不思議とドロドロした雰囲気にはなりにくく、「サイコロのせいだから仕方ない」と笑って許せる大らかさを持っています。
「タリスマン」はこんな人におすすめ!
- 「人生ゲーム」のような、サイコロとカードの運で一喜一憂するすごろくゲームが好きな人
- 剣と魔法のファンタジーRPGの世界で、キャラクターを強く育てていく過程を楽しみたい人
- 友達同士でアイテムを奪い合ったり、魔法でカエルにしたりして「ギャーギャー」騒げる人
注意点として、「誰かが突出して強くなると、他のプレイヤーが寄ってたかって引きずり下ろす」という展開になりやすいため、プレイ時間が平気で2〜3時間かかることがよくあります。(※第5版では、このプレイ時間を短縮するためのルール改良も行われています)。
休日にたっぷりと時間を取って、サイコロの神様に運命を託す理不尽で最高の大冒険に、ぜひ飛び込んでみてください!



