【1〜4人向け】ボードゲーム『51番目の州』ルール&レビュー!荒廃した世界での容赦ない国家建設
この記事では、ボードゲーム「51番目の州」の特徴や遊び方&ルール、価格・どこで買えるかについて解説しています。
「51番目の州」とは?
「51番目の州(51st State)」は、2010年にポーランドのPortal Gamesから発売され、その後幾度かのバージョンアップを経て「マスターセット」や「アルティメットエディション」として展開されている大人気カードゲームです。実は、大ヒット作『インペリアル・セトラーズ』のシステムはこのゲームがベース(元祖)となっており、ポップな『インペリ』に対して、こちらはハードコアで退廃的な世界観が魅力です。
| 値段 | 約6,600円(※流通状況により変動) |
|---|---|
| プレイ人数 | 1〜4人(※ソロプレイ対応) |
| プレイ時間 | 約60〜90分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| 難易度 | ふつう(中量級〜重量級) |
| タイプ | カードプレイ・エンジンビルド・ポストアポカリプス |
| 雰囲気 | 無言 / バチバチ / じっくり |
| サイズ | 大箱 |
ポチップ
どこで買える?
「51番目の州」は、ポストアポカリプスという熱狂的なファンが多い世界観と、洗練されたゲームシステムから、ボードゲーム愛好家の間で長く支持されています。主にボードゲーム専門店を中心に販売されています。
| ホビーショップ | 駿河屋、イエローサブマリンなど |
|---|---|
| 家電量販店 | ヨドバシカメラなど(※一部の大型店舗のみ) |
| バラエティショップ | 取り扱いなし |
以下、ネット通販のAmazonや楽天・Yahoo!ショッピングからもご購入頂けます。
ポチップ
「51番目の州」は、拡張セットを導入することで「冬の到来(Winter)」や「新たな同盟(Allies)」など、さらに過酷で多様な環境でのプレイが可能になります。世界観が好きな方は、拡張がまとめて入っているエディションをネット通販で探すのが非常におすすめです。
「51番目の州」はどんなゲーム?|遊び方&ルール

プレイヤーは、文明崩壊後の北米大陸で勢力を伸ばす4つの派閥(ミュータント、商人など)のいずれかを担当します。配られたカードを使って、自分の拠点を強化し、毎ラウンド獲得できる資源(鉄、ガソリン、銃、レンガ、労働者など)を雪だるま式に増やしていく「エンジンビルド」を行います。
目的:誰かが勝利点「25点」に到達したラウンドの終了時、最も点数が高い勢力の勝ち!
建物を建設した点数や、カードの効果で得た点数を競います。誰かが25点に達するとゲームの終了フラグが立ちます。
自分の番でやること
各ラウンドは「見張り(カードのドラフト)」「生産」「アクション」「クリーンアップ」の順に進行します。メインの「アクションフェイズ」では、プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを1つずつ行い、全員がパスをするまで繰り返します。
- 1枚のカードが持つ「3つの使い道」!
- 相手の拠点を「略奪(破壊)」する!(バチバチ要素)
- アクション施設を使う
これがこのゲームの最大の面白さです。手札のカードは、以下の3つの方法のいずれかでプレイできます。
・【建設】:コストを払って自分の場に出す。強力な効果や毎ラウンドの生産をもたらす。
・【契約】:コストを払ってカードの一部を場に出す。建設より弱いが、毎ラウンド少しの資源を確実に生み出す。
・【略奪】:手札から捨て札にする代わりに、即座に大量の資源を獲得する。
他のプレイヤーが建設した施設に対して、自分の「略奪トークン(赤いトークン)」を送り込み、建物を破壊して資源を奪うことができます!(※破壊されたプレイヤーは、施設が裏返って「廃墟」になりますが、それを下敷きにして新しい建物を安く建てることもできます)。
自分の場にある「アクション」能力を持つカードに、労働者や資源を配置して効果を発動させます。
※余った資源はやっぱり「没収」!
『インペリアル・セトラーズ』と同様、ラウンドの終わりのクリーンアップフェイズで、使い切れずに余った資源は(特定の倉庫などの施設がない限り)すべて没収されてしまいます。荒野の世界では、物資を貯め込んでおく余裕などないのです。
「51番目の州」の評価・レビュー
総合点数
「51番目の州」
「建設」「契約」「略奪」の3つの選択肢がもたらす、極限の手札マネジメント!
荒廃した世界のテーマにピッタリな、カツカツの資源管理と他者からの略奪!
後半になるにつれて資源がドバーッと湧き出る、拡大再生産の圧倒的な爽快感!
おもしろさ
ギスギス度
難易度
中毒性
カードを使ったエンジンビルド(拡大再生産)の傑作であり、『インペリアル・セトラーズ』のシステムをよりシャープに、よりハードな世界観に落とし込んだ名作です。1枚のカードに対する使い道の多さがプレイヤーの選択肢を無限に広げており、「あのカードを略奪してガソリンを得て、そのガソリンでこれを建設し…」といった、パズルがパチッとハマった時の気持ちよさは格別です。相手の建物を破壊する要素が強いため、平和に自分の陣地だけを育てたい人には向きませんが、「世紀末の荒野で生き残る」というテーマ性とはこれ以上ないほどマッチしており、バチバチの駆け引きを楽しめるゲーマーにとっては最高のプレイ感を提供してくれます。
「51番目の州」はこんな人におすすめ!
- 『マッドマックス』のような、文明崩壊後の荒廃したハードな世界観(ポストアポカリプス)が好きな人
- 「1枚のカードをどう使うか」という、悩ましくも自由度の高い手札マネジメントを楽しみたい人
- 相手の拠点を略奪(破壊)して資源を奪い合う、直接的なインタラクション(絡み)が好きな人
「インペリアル・セトラーズ」とはシステムの根幹が同じなので、「可愛いイラストで遊びたいならインペリアル・セトラーズ」「渋くてカッコいい世界観と、よりシビアなやり繰りを楽しみたいなら51番目の州」という選び方がおすすめです。
もちろん、妨害のない「ソロプレイモード」も非常に充実しています。ガソリンと鉄クズの匂いが漂う荒野で、最強の国家を作り上げてください!
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